【内定者インタビュー】株式会社アナン・インターナショナル内定 2年制マネージャー・イベントスタッフ専攻 中村春基さん
バンタンクリエイターアカデミーでは、就職支援サポートが充実。
学内企業説明会の開催、就職や進路に関する個別相談を、専門スタッフが随時行っています。
今回は、「さかなクン」の活動を企画・制作する、株式会社アナン・インターナショナル様から内定を獲得した中村春基さんにインタビュー。
在学中から、内定先企業での業務をスタートしています。

<スクールライフについて>
―― 専攻名を教えてください。
2024年4月に、バンタンクリエイターアカデミーに入学しました。
―― なぜバンタンクリエイターアカデミーを選ばれたのですか。
入学前は社会人をしていました。VTuber関連の仕事につきたくて、転職活動をしていましたが、思うような結果が出ず、自分に何が足りないのかを考えていました。そこで、業界で求められるスキル、経験がないことが原因だと思い、効率的に習得できるスクールはないかを調べ、バンタンクリエイターアカデミーに出会いました。
―― 入学前はどのようなお仕事をされていたのですか。
高校卒業後、車両整備の仕事を5年間していました。

―― 入学や、上京することへの迷いはありませんでしたか?
踏み出すことが大事だと思いました。
直感的にご縁があると思ったので、あとは一歩を踏み出すだけという感覚でした。偶然ってそんなに起こることではないと思いましたし、希望する業界に近づける感覚がありました。
―― 専攻はどのように選びましたか?
実は、2024年4月に開講する同じグループ校のKADOKAWAアニメ・声優アカデミー 声優専攻への入学も検討していました。カリキュラムなどを詳しく聞くうちに、バンタンクリエイターアカデミーがいちばん自分の進路に近いと感じ、入学しました。
自分のやりたいことに、バンタンクリエイターアカデミーであれば最先端ルートで近づけると思いました。
――― 在学中に印象的だった授業やイベントはありますか。具体的に教えてください。
イベントとしては、1年次の修了展、文化祭、体育祭の運営にも携わっています。いちばんは、外部クリエイター講師を迎えて行う体験授業の運営サポートスタッフです。
スクール入学を検討されていらっしゃる方に向けた広報イベントで、外部クリエイター講師とやり取りさせていただくこともあり、ビジネスの基礎、根幹が学べます。
広報イベントに参加した理由は、チャンスが転がっているだろうなと思ったから。在学中は、「チャンスが巡ってきたら必ず掴む」ということを意識しました。
―― 最も印象に残っている授業は?
それぞれの授業に特徴があり、1つに絞ることは難しいですね。講師は皆さんプロフェッショナルなのですが、例えば、営業に明るい人、撮影・編集に明るい人など、講師の得意分野がわかれていることも良かったです。授業前後に、講師に質問し、積極的にコミュニケーションを取ることを心がけていました。
――― インターンシップやアルバイトはされていましたか?
25年2月からUUUM(ウーム)株式会社様のインターンシップに応募し、3カ月間お世話になりました。バンタンクリエイターアカデミーと提携している関係で、応募しやすかったです。具体的には、タレントさんのロケに同行し、外部の方々とのメールのやり取りをさせていただくなど、マネジメント業務の基本を学ばせていただきました。
アルバイト先はファーストフード店で、「シフトマネージャー(時間帯責任者)」まで任せていただけるようになりました。
――― バンタンクリエイターアカデミーで良かった!と思うことは何でしょうか。
やりたいことがある人なら、たくさんのチャンスが転がっています。チャンスが転がっているかどうかに気づけるのは人それぞれだと思いますが、チャンスを拾おうとしているなら、ここほどいいところはないと思います!
スクールには、広報、営業、カメラマン、動画編集者、ライターなど幅広い業種のプロクリエイターがいらっしゃいます。

<お仕事について>
―― いつ頃から就職活動をスタートされましたか。
2024年9月からポートフォリオ、エントリーシート(ES)を作成しました。バンタンクリエイターアカデミーのスタッフに、ポートフォリオ、ESの添削をしていただいたり、面談をしていただいたりしながら、「やりたいこと」を整理していただきました。
―― バンタンクリエイターアカデミーの「就職サポート」についてはいかがでしたか。
めちゃめちゃ手厚いと思います!やる気がある人にとって、素晴らしい環境があると思います。
在校生の間では、「バンタンクリエイターアカデミーは、社会人0年目」というキャッチコピーが浸透しています。公式なコピーではないのですが、既に社会人0年目なのだと仮定すれば、やる気がなければ始まりません。むしろ、置いていかれてしまいます。
―― 就職先として「アナン・インターナショナル」を選ばれた理由は?
さまざまな分野で20年以上活躍していて、ネームバリューもある「さかなクン」が所属している事務所です。
企業としては少数精鋭ですが、営業、企画など各分野にプロフェッショナルがいます。また、入社してみて、1人1分野だけではなく、横断してさまざまなスキルを持っている人が多い印象です。
具体的な仕事内容は、さかなクンのYouTubeチャンネル「さかなクンちゃんねる – FISH BOY – Sakana-kun」のマネジメントを行っています。
―― 就職活動で重視されたことを教えてください。
どういった経験を積めるかを重視しました。自分の時間を使っていいものなのか?を基準にしました。
また、副業可なので、在学中からスチールカメラマンとしても活動し始めています。周りにも編集・撮影をしている人が多く、撮影への熱量が高くなりました。SONY α7Ⅳを購入したときに、のめり込みましたね。先日、コスプレの撮影・交流イベントでも撮らせていただく機会があり、幸せでした。入社後も、休日はカメラマンとして仕事を続けていく予定です!
――― バンタンクリエイターアカデミーに入学する前と後とで、成長したと思えることは?
入学前はプライベートでも仕事でもパソコンを使うシーンがなかったので、タイピングもできませんでしたが、パソコンのタイピング、ブラインドタッチができるようになりました。
他にも、動画編集、写真加工スキル、YouTubeチャンネルの運営の仕方、プレゼン資料作成などのスキルが身につきました。入学前、何もできなかった人も、このレベルまで成長することができます。

―― 在学中に意識したこと、心がけていたことがあれば教えてください。
1年目は、とにかく「基礎」が大事です。授業を疎かにしたくないと思い、インターンシップなどよりも、基礎を固めることに専念しました。また、人が休んでいるときに努力をして、学びの密度を倍にしようと心がけました。2年目からは「現場」に出て経験を積むことと、引き続き授業に取り組むことです。
――― 1日のスケジュールを教えてください。(2025年9月時点)
2パターン紹介します。
まず、「ノーマルデイ」は、内定先に午前10時頃に出社し午後7時頃まで業務を行います。企画立案から動画制作、投稿、分析まで幅広く携わります。また、退勤後は夜景や植物などを撮影しながら帰ります。
授業・インターン・アルバイトが重なる忙しい日は、午前5時に家を出て午前9時までファーストフード店でアルバイト、一度帰宅してシャワーを浴びた後、午前10時半から午後1時半頃まで授業を受けて、昼休憩を取ります。午後3時から7時頃までアナン・インターナショナルに関する業務を行い、午後8時から午後11時半までアルバイトというスケジュールもあります。
――― 目標はありますか。どんな風にキャリアを築いていきたいですか?
クリエイターとして自立できるように、一歩ずつ着実に歩んでいきたいです。
――― バンタンクリエイターアカデミーで学んだことが仕事に「いかされている」と感じることはありますか。
動画・編集の基礎知識は、どんな業界を志望するのにも必要ですし有利なスキルです。また、対人スキルも上がっていると思います。なので、学んだことは絶対にいきていると思います!
――― 後輩に向けて、「在学中にこんなことを意識したほうがいいよ!」などアドバイスがありましたら、是非お願いいたします!
言いたいことは、2つです。まず、「クラスメイトではあるけれど、全員がライバルだよ」ということ。同じ仕事を目指すなら、基本的に席は1個しかないと考えてください。仲間ではあるけれど、仲良くしすぎなくてもいい。というのも、自分が暮らすために目指している席を、わざわざ他人に譲ることはありません。もちろん、同じ業界を目指すライバルがいることで、自分のスキルが上がるというメリットもあります。
2つめは、環境を見直すこと。同じ環境に長く身を置くと、どうしても力の抜き方を覚えてしまいます。惰性が生まれてしまわないように、自分がいる環境を定期的に見直すと良いと思います。

――― バンタンクリエイターアカデミーで過ごした時間は、自分にとってどんなものだったと感じますか?
もしも人生をやり直したとしても、入学すると思います。最短で目指すキャリアにつながるし、自分にとっては密度が濃く、とても貴重な時間でした!
